畳表の国産と中国産の見分け方ってありますか?
完全に見分けることは難しいかもしれません。
大きな違いとしてはイ草の収穫時期が違います。
中国産はイ草が成長しきる前に刈り取っているので密度が低く耐久性が低いです。
この成長の違いは畳表の端を見ればわかるのですが、畳を張替える時点で切り落としてしまっているので畳の現物ではわかりません。
あと畳表は細くて長い(つまりは密度が高い)イ草をより多く織り込んである物ほどランクが高いです。
ですのでよりきめ細かく織り込んであるか見ればよいのですが、イ草の織り込み本数を数えるのも大変です。
使用本数の目安として、経糸の種類に注目するとおおよそわかります。
経糸が棉、麻と強度が強くなり、更にそれがダブルになってるほどイ草の織り込み本数が多いです。
まとめると、色斑がなく、つやが美しく、イ草の詰まりが多いほど品質の高い国産畳表に期待が持てます。
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